熊本県で震度7を観測し、38人が死亡した地震から28日で1カ月となった。県は災害対策本部会議で木村敬知事らが黙とうし、被災者らも犠牲者を追悼した。甚大な家屋被害を受けた住民が避難を続け、仮設住宅入居といった支援を受けるための罹災証明書の交付率は申請の4割に満たない。水道の断水が解消するなど復旧は進むものの、利用世帯の多い井戸の修繕は難航。生活再建は道半ばだ。
県によると、家屋被害は推計も含め4万3千棟を超えた。罹災証明書は「全壊」や「大規模半壊」といった被害を判定して交付し、被災者生活再建支援金などの公的支援を受けるのに必要。25日の発表では、40市町村で計約6万件の申請があり、交付は約2万2千件と37・5%にとどまった。
熊本市の交付率は約76%だが、人員不足で調査に時間がかかる自治体もある。約22%の八代市の担当者は「他の自治体から応援職員が入り作業を急いでいるが追い付いていない」と説明。震度7を観測した宇城市は27日時点で10%程度と明らかにした。
























