共同通信本社=東京都港区
 共同通信本社=東京都港区

 共同通信社は28日、速報の内容が誤っていたのに訂正しないなど不適切な編集作業をしたとして、名古屋支社編集部次長を出勤停止1日の懲戒処分とした。

 次長は1月7日、前福井県知事のセクハラ行為に関する県特別調査委員の発表内容を、担当記者の報告を受けて速報した。その後の取材でセクハラをした時期に誤りがあることが判明し、記者から訂正を求められたのに対応しなかった。共同通信は今月28日、速報記事を訂正した。

 ほかにも、自治体ホームページに掲載されたサッカー選手の発言を引用元の記載なしに転用しようとするなど、不適切な編集作業をしていた。

 発言を転用しようとした部分は、所属長が気付き配信に至らなかった。

 山根士郎編集局長は「信頼を損なう行為で、深くおわびします。再発防止を徹底します」としている。