2025年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費は概算で49兆2千億円となり、5年連続で過去最高を更新した。高齢化の進行や医療の高度化により、前年度から2・6%(1兆3千億円)増えた。厚生労働省が28日発表した。担当者は「当面は医療費の上昇が続くとみられる」と分析している。
医療費の財源は現役世代が支払う健康保険料で多くを賄っており、負担軽減に向けた制度改革が課題となっている。
年齢別では、75歳未満が1・7%増の26兆5千億円、75歳以上が3・9%増の20兆3千億円。1人当たりの医療費は、75歳未満が26万1千円だったのに対し、75歳以上は3・8倍の98万9千円に上った。
























