スウェーデン・穏健党党首のクリステション首相=8月31日、ストックホルム(ゲッティ=共同)
 スウェーデン・穏健党党首のクリステション首相=8月31日、ストックホルム(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】スウェーデンで13日、一院制議会の総選挙が実施される。中道左派の野党陣営が、中道右派の与党側を支持率で上回り、4年ぶりの政権交代となる可能性がある。与党側の苦戦の背景に、極右政党との連携を懸念する支持者の離反があるとの見方も。だが与野党の差は縮まりつつあり、接戦になるとの予想も出ている。

 与党陣営の連立政権には、2022年の前回総選挙で第2党に躍進した反移民の極右・民主党が閣外協力する。陣営を率いる穏健党党首のクリステション首相は、今回も勝利した場合には民主党が移民政策の分野で「重要な閣僚ポストを担う」と述べ、連立政権に迎える考えを示している。

 野党陣営を率い、アンデション前首相が党首を務める社会民主労働党は、厳格な移民政策は維持すると訴える。一方、経済対策として国民の手取り増加や、福祉制度の充実を公約に掲げる。

 国内の調査会社が今月9日に公表した世論調査では、野党陣営の支持率は約51%で、民主党を含む与党側の約48%を上回る。ただ、その差は8月下旬時点の約7ポイントから狭まった。