関西電力は12日、6月から定期検査中の美浜原発3号機(福井県美浜町)の原子炉を起動した。15日から調整運転に入り、10月9日に営業運転を再開する予定。同機は5月、タービンの蒸気漏れトラブルで原子炉を停止し、予定を前倒しして定検に入っていた。

 トラブルは5月8日に発生。高圧タービンのキャップに穴が開き、放射性物質を含まない蒸気が漏れた。関電は対策としてキャップを交換。定検時期に合わせて高温高圧の蒸気や水が流れる全ての機器の安全を確認した。

 定検では過去に減肉傾向が確認された部分を含む配管50カ所を交換した。同機は12月に運転開始から50年を迎える。