被爆者の全国組織である日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の結成70年を記念し、運動の継承について考えるシンポジウムが19日、東京都の大学生協杉並会館で開かれた。被爆者運動を研究する学生らが登壇し「原爆の被害が今にも続いていると多くの人に知ってほしい」と訴えた。

 シンポは被団協とNPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」、全国大学生協連が共催した。

 昭和女子大3年の大窪美由さん(21)は、被爆者らは議会への請願の方法を調べるなど学びながら活動してきたと紹介。3年の島田実佳さん(20)は「病気への恐怖、就職や結婚の差別など今も続いている被害や苦しみの実態を知ってほしい」と訴えた。