国連総会一般討論で演説する中国の韓正国家副主席(AP=共同)
 国連総会一般討論で演説する中国の韓正国家副主席(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】中国の韓正国家副主席は26日、国連総会一般討論で演説し、多国間主義を堅持するため「各国は協力して国連を守り、より強い組織にすべきだ」と述べた。トランプ米政権が国連を軽視し複数の機関からの脱退を表明する中、国連擁護の姿勢を強調し、多国間外交で存在感の誇示を図った。

 中国は昨年11月の高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁以降、国連の会合などで対日批判を繰り返していたが、韓氏は触れなかった。

 韓氏は演説で「第2次大戦後に生まれた国連を中心とする国際体制を守らなければならない」と表明。中国は新興・途上国グローバルサウスのために「常に声を上げてきた」とアピールした。