【サンマリノ共同】イタリア中部に位置する小さな内陸国サンマリノと日本が今年、外交関係樹立30年を迎え、サンマリノで1日、記念式典が開かれた。在住日本人らも集まり、太鼓の演奏で祝った。

 サンマリノは東京都世田谷区と同程度の面積で人口約3万3千人。歴史は長く「世界最古の共和国」とも呼ばれる。この日は6カ月ごとに交代する元首の執政2人の就任式があり、併せて記念式典が行われた。

 イタリア出身の八尋無元さん(35)ら兄弟3人を中心に同国や欧州で活動する「無音太鼓」が各国の外交団らを前に演奏。駐サンマリノ大使を兼務する小野日子・駐イタリア大使は「日本の精神と活力を伝える演奏が架け橋となり、相互理解が一層深まるよう期待する」とあいさつした。

 首相に相当するベッカーリ外務・政治・国際経済協力長官はスピーチで「両国はサイズも地理的にも大きな違いがあるが、国際法の尊重など価値を共有し、きずなを深めている」と話した。

 日本の外務省によると昨年10月時点の在留邦人は7人。