秋田県職員が受けた懲戒処分に関し県に寄せられた意見。「県民に説明してほしい」などと書かれている
 秋田県職員が受けた懲戒処分に関し県に寄せられた意見。「県民に説明してほしい」などと書かれている

 ラブホテルからオンラインで報道対応した秋田県職員が8月に受けた停職6カ月の懲戒処分に関し、県に電話やメールで200件超の意見が寄せられたことが10日、分かった。職員への批判が大半。一方で「処分が重すぎる」との同情や基準を知りたいとの声もあった。県には懲戒処分の独自基準がなく、識者は必要性を指摘する。

 問題の発端は8月6日。人工知能(AI)向けのデータセンター誘致に関する報道各社への説明で、産業労働部の50代男性幹部(当時)がガウン姿で説明用の大画面に登場した。時折たばこを吸うしぐさが報道され、その様子が交流サイト(SNS)で拡散された。

 特に背景に映し出された壁から「ラブホにいたのでは」と疑念が投稿された。男性は当初、県に「体調不良で自宅にいた」と説明したが、その後の県の調査にラブホテルにいたことを認めた。

 秋田県は不適切な場所と服装、虚偽説明、SNSでの「炎上」が地方公務員法で禁止される信用失墜行為に当たるとみて、8月14日に停職6カ月、2階級降任とした。