【テヘラン共同】パキスタン軍トップのムニール陸軍元帥は20日、イランを訪問し、複数の高官と会談した。パキスタンは戦闘終結に向けた米イラン協議の仲介国の一つ。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡やイラン核問題を巡って停滞する対話の再開を後押しする狙いがあるとみられる。イランのタスニム通信が報じた。

 イラン最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長はムニール氏との会談で、米側がイラン港湾封鎖の終了などに応じない限り「交渉には入らない」と従来の主張を展開した。米国が求めているとみられる高濃縮ウラン搬出に関しても「国外には持ち出させない」と述べた。

 ムニール氏はイランのペゼシュキアン大統領、ガリバフ国会議長ともそれぞれ個別に会談した。