KDDIは23日、子会社「モビコム」の活動に伴いモンゴルで大規模な草原火災が起きた問題で、モビコム社員の行動に法令違反がないことを確認したと発表した。現地当局の要請に基づく正当な業務での訪問で、遊興目的といった交流サイト(SNS)上で流布する臆測を強く否定した。

 KDDIによると、日本人1人を含む計7人のモビコム社員が今月6~8日の日程で、モビコムが整備した通信網の開通式典への出席や現地での品質確認のため、当局の許可を得て「ヌムルグ自然保護区」を訪問した。

 保護区内の行動は当局が全て管理し、モビコムの車両2台を当局の車両3台が挟む形で隊列を組んで移動していた。

 火災が発生した8日は、車両が巻き込んだ枯れ草を取り除きながら移動し、帰る途中だった。除去作業のために停車していたところモビコム社員の乗った車両下部から発火。消火が間に合わず火が燃え広がったという。

 KDDIは「火災による自然環境への影響を極めて重く受け止める。被害の把握と早期回復、地域の環境保全に向けて積極的に取り組む」とコメントした。