北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮通信=共同)
 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮通信=共同)

 【北京共同】韓国の聯合ニュースは24日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が同日、中国遼寧省丹東を訪問したと報じた。消息筋の話としている。北朝鮮と国境を接する丹東の一部地域では24日、厳戒態勢が敷かれ、北朝鮮高官の訪問に関する措置だとの見方が浮上していた。25日は朝鮮戦争(1950~53年)に中国人民義勇軍が参戦したとされる日から76年の記念日で、関連行事開催の可能性もある。

 トランプ米大統領が来月のアジア訪問に合わせた米朝首脳会談のほか中国、ロシアとの3カ国首脳会談に意欲を示す中、中朝は冷え込みが指摘されていた関係の復調をアピールしている。

 15日には中朝国境の鴨緑江に架かる「中朝鴨緑江大橋」が開通。両国は人や物の往来を活発化させる方針だ。橋の本体工事は2014年秋に完了したが、北朝鮮側の準備に時間がかかり開通までに約12年を要した。

 外交筋によると、丹東では鴨緑江大橋や、朝鮮戦争で米韓と対峙した中朝の共闘の歴史を展示した博物館の付近で厳しい交通規制が確認された。ホテルの宿泊予約は制限された。