JR東日本は29日、トラブルで列車が駅間に停車したことを想定し、乗客を線路に降ろして誘導する訓練を上野駅(東京都台東区)で実施し、報道陣に公開した。今年1月以降相次いだ大規模トラブルの教訓を踏まえ、避難誘導時の責任者の役割を明確にし、実際の車両を使うといった実践的な内容を盛り込んだ。

 訓練には社員ら約100人が参加。常磐線で架線が切れ、列車が駅間で止まったとの想定で、車両にはしごを架けて安全な場所まで誘導した。車いすの利用者や、目の不自由な人への対応も確認した。