国会答弁の作成を支援する生成AIアプリの画面(デジタル庁提供)
 国会答弁の作成を支援する生成AIアプリの画面(デジタル庁提供)

 デジタル庁は30日、国会答弁の作成を支援する生成人工知能(AI)アプリ試用版の提供を始めた。政府職員約18万人が対象。過去の答弁や資料の検索、答弁草案の作成まで一連の作業をAIで効率化し、長時間勤務が課題となっている国家公務員の業務負担軽減を図る。答弁内容の確定や政策判断は職員が責任を持って行い「AIに判断を委ねることはしない」としている。

 通常、国会答弁は議員から事前に質問を受け取り、質問の意図や背景を確認する「問取り」作業を経て担当職員が原案を作る。アプリは、質問内容を分析して論点を整理し、議事録や法令など大量の参考資料を検索して答弁の原案を作成する。議員から追加で質問されそうな「更問」も提案できる。