茨城新聞社と総務省は30日、水戸市で地元企業向けのセミナーを開き、卸売や建設の現場でデジタルトランスフォーメーション(DX)を活用した事例を紹介した。ノウハウを共有し、各企業に作業の効率化を広げる狙いで企画した。

 基調講演で日本テレワーク協会の奥敬祐専務理事は、新潟県にある診療所の事例を紹介。通信が困難な地域に住む患者の元に、看護師が通信機器を載せた車で向かい、医師のオンライン診療を支援していると説明した。

 また、電通総研の東篠新マネージャーは、DXの人材や体制が整っていない点を課題に挙げ「経営者の主導でIT部門や有識者を巻き込むのが大事。まずは小さくやってみてほしい」と話した。