【ワシントン共同】米首都ワシントンと、隣接する南部バージニア州は10月31日、トランプ政権が計画するワシントン市内での凱旋門の建設差し止めを求めて連邦地裁に提訴した。凱旋門の高さが法令で定められた建築物の高さの上限を超える上、建設に必要な議会の承認も得ていないなどとして違法だと主張した。
トランプ大統領は今年が米建国250年に当たることに合わせて建設計画を主導。ワシントン中心部の観光名所リンカーン記念堂からアーリントン記念橋を渡ったポトマック川の対岸に建設を予定する。凱旋門の頂上には翼がある黄金色の自由の女神像を据える。
訴状によると、凱旋門の高さは約76メートルで、市内の連邦議会議事堂やワシントン記念塔といった象徴的な建物の景観上の存在感を守るために設けられた高さの制限約40メートルを大幅に超える。
政府側は必要な承認が得られれば11月5日にも建設を始める方針を示しており、司法審査が終わる前に既成事実化しようとしていると指摘した。























