日本の観光地で、無許可のタクシー営業「白タク行為」を行ったとして、兵庫県警と京都府警の合同捜査本部は4日、道路運送法違反の疑いで、パキスタン国籍で20代の男ら6人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。特定の車を使い回していたといい、合同捜査本部は組織的に白タク行為を繰り返していたとみて調べる。

 捜査関係者によると逮捕容疑は今年夏、営業許可を得ないまま、客を乗用車に乗せて有償で運んだ疑い。

 男らは、京都市の嵐山や兵庫県姫路市の姫路城、広島市の原爆ドームといった名所で、欧米人とみられる外国人観光客を案内していたという。合同捜査本部は、他にも関与した人物がいるとみて実態解明を進める。

 白タクは、正規のタクシーが付ける緑色ではない白色ナンバーの車で対価を得て人を運ぶ行為で、近年のインバウンド(訪日客)増加を背景に横行。警察庁によると、2025年の摘発数は132件に上った。