酒に酔った状態の元部下で検事だった女性に性的暴行をしたとして、準強制性交罪に問われた元大阪地検検事正北川健太郎被告(67)の第3回公判が6日、大阪地裁(三輪篤志裁判長)であり、女性が「心身がぼろぼろになり、死ぬ直前まで追い込まれた」と証言した。

 女性は法廷内の裁判官正面に置かれたついたての中から証言した。検察側の質問に、2023年12月にクリニックを受診した際の状況として説明した。元検事正の弁護側は無罪を主張している。

 起訴状によると、被告は在職中の2018年9月12日深夜~13日未明、検事正としての影響力を部下に及ぼし得る立場にあることに乗じ、大阪市内の官舎で酩酊の影響に加え、恐怖などにより抵抗できない女性に性的暴行をしたとしている。