中国の主な襲撃事件
 中国の主な襲撃事件

 中国で無差別に市民を殺傷する事件が相次いでいる。35人が死亡した11日の広東省珠海市の事件を受け、習近平国家主席が「社会の安定」を守るよう異例の指示を出した直後にも事件は続発。景気低迷で閉塞感が強まる中、行き場のない不満を社会にぶつける「社会への報復」との見方が広がる。習指導部は矛先が自らに向かないよう住民監視の強化に乗り出した。