タイ南部プーケットのリゾートホテルの一角に、日本語で「久遠(とこしえ)の凪(なぎ)を願う」と刻まれた慰霊碑がある。大津波が発生し、インド洋沿岸諸国で約23万人が死亡・行方不明になった2004年のスマトラ沖地震。タイでは日本人28人も犠牲となり、多くはプーケットで過ごしていた。日本人が中心となって碑を建て、タイ人と協力して維持してきたが、20年の時を経て、記憶の継承に課題も出ている。(共同通信バンコク支局=伊藤元輝))
タイ南部プーケットのリゾートホテルの一角に、日本語で「久遠(とこしえ)の凪(なぎ)を願う」と刻まれた慰霊碑がある。大津波が発生し、インド洋沿岸諸国で約23万人が死亡・行方不明になった2004年のスマトラ沖地震。タイでは日本人28人も犠牲となり、多くはプーケットで過ごしていた。日本人が中心となって碑を建て、タイ人と協力して維持してきたが、20年の時を経て、記憶の継承に課題も出ている。(共同通信バンコク支局=伊藤元輝))