新型コロナウイルス禍を経てワクチンの「自給自足」を目指し始めたアフリカ地域が苦悩している。世界保健機関(WHO)による新型コロナの「パンデミック(世界的大流行)」表明から11日で5年だが、体制整備の進展は目標からはるかに遠く、昨年以降はエムポックス(サル痘)流行が止まらない。トランプ米政権の対外援助凍結も追い打ちとなり、展望は暗くなる一方だ。
新型コロナウイルス禍を経てワクチンの「自給自足」を目指し始めたアフリカ地域が苦悩している。世界保健機関(WHO)による新型コロナの「パンデミック(世界的大流行)」表明から11日で5年だが、体制整備の進展は目標からはるかに遠く、昨年以降はエムポックス(サル痘)流行が止まらない。トランプ米政権の対外援助凍結も追い打ちとなり、展望は暗くなる一方だ。