遮光器土偶が描かれたTシャツを持つ都南建設の長沢寿八さん(右)と敬一さん=盛岡市
 遮光器土偶が描かれたTシャツを持つ都南建設の長沢寿八さん(右)と敬一さん=盛岡市

 大きな目など特徴的な造形で多くの人を引きつける縄文時代の遮光器土偶。青森県つがる市で出土した、左足を欠く国の重要文化財が有名だ。しかし、岩手県立博物館(盛岡市)の主任専門学芸員、金子昭彦さん(60)は「岩手県の出土数が全国一」と胸を張る。遮光器土偶を通じて「郷土愛を育てたい」と独自の取り組みを続ける地元企業もある。(共同通信=鶴田智)