「今も絶望の中で再会を待ち続ける家族がいる」と話すレイチェル・ゴールドバーグさん=6月、米ワシントン近郊(共同)
 「今も絶望の中で再会を待ち続ける家族がいる」と話すレイチェル・ゴールドバーグさん=6月、米ワシントン近郊(共同)

 パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの人質となった息子=当時(23)=を失った母親レイチェル・ゴールドバーグさん(55)が「全ての人質帰還」という願いを折り鶴に込めている。「今も絶望の中で再会を待ち続ける家族がいる」。過酷な環境下で最期を迎えた息子の姿を重ね合わせ、人質の解放と戦闘終結を国際社会に働きかける。