独自の製造方法で作られた木質飼料「キャトルエース」=北海道北見市
 独自の製造方法で作られた木質飼料「キャトルエース」=北海道北見市

 北海道北見市の清掃業「エース・クリーン」が開発した、シラカバなどの木材を原料とする家畜飼料が好評だ。新型コロナウイルス流行や、輸入飼料の価格高騰を追い風に需要が拡大。肥育促進につながるとの試験結果が得られたほか、牛がげっぷで排出する温室効果ガスのメタン削減も期待でき、中井真太郎社長(48)は「道外で生産してくれる事業者とつながり、蓄積した技術を普及していきたい」と意欲を示す。(共同通信=野島奈古)