SBI新生銀行の歩み
 SBI新生銀行の歩み

 SBI新生銀行が公的資金を完済した。前身の日本長期信用銀行は戦後の高度経済成長期に日本経済を支える役割を担ったが、バブル崩壊の影響で1998年に破綻。元号が平成から令和に変わるまで事態を打開できず「失われた30年」とされる日本経済の長期停滞の象徴的な存在となった。国に生かされながらも、示しきれなかった存在意義が今後、問われる。