世界陸連が7月30日に「女子種目の保護」のため遺伝子検査を実施すると発表した。9月の世界選手権東京大会などで、女子種目出場の全選手に義務化し、男性の特徴の発達に関わる、Y染色体上の「SRY遺伝子」の有無を調べる。過去に一度は廃止した検査を再導入する陸上界の判断は、スポーツの公平性や選手の人権を巡り、大きな議論を巻き起こしそうだ。
世界陸連が7月30日に「女子種目の保護」のため遺伝子検査を実施すると発表した。9月の世界選手権東京大会などで、女子種目出場の全選手に義務化し、男性の特徴の発達に関わる、Y染色体上の「SRY遺伝子」の有無を調べる。過去に一度は廃止した検査を再導入する陸上界の判断は、スポーツの公平性や選手の人権を巡り、大きな議論を巻き起こしそうだ。