旧統一教会問題で自民が抱える懸念
 旧統一教会問題で自民が抱える懸念

 自民党は安倍晋三元首相の銃撃事件後、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との「接点」が批判を浴び、関係断絶を強調してきた。高市早苗首相は組閣に際し、入閣候補者を入念に調査、新たな問題の浮上を警戒した。ただ議員個々の動向を完全に把握するのは困難だ。党内からは、公明党の連立政権離脱を受け、支持拡大へ教団側と再接近する可能性が増したと懸念する声が漏れる。