自転車トラック種目の世界選手権で獲得したメダルを手に撮影に応じる、佐藤水菜(右)と窪木一茂=30日、東京都港区
 自転車トラック種目の世界選手権で獲得したメダルを手に撮影に応じる、佐藤水菜(右)と窪木一茂=30日、東京都港区

 自転車トラック種目の世界選手権(サンティアゴ)で女子ケイリンの金、スプリントの銀とメダル2個を獲得した26歳の佐藤水菜が30日、東京都内で記者会見に臨み「メダルを取れると思っていなかった。うれしい」と喜びを語った。

 ケイリンでは2連覇を果たし「気負いせずに楽しむことを大事にした」と言う。2028年ロサンゼルス五輪に向け「メダルを取れたことで、さらに気が引き締まった。もっと強くならなきゃと思った」と決意を新たにした。

 ともに会見した男子オムニアムで銀の36歳、窪木一茂は「優勝を目指していたので、悔しい気持ちが強い。この気持ちを次につなげたいと思う」と語った。