平和祈念公園にある「平和の礎」。大叔父の名前が石碑の下方に刻まれていた=3月、沖縄県糸満市
平和祈念公園にある「平和の礎」。大叔父の名前が石碑の下方に刻まれていた=3月、沖縄県糸満市

 太平洋戦争末期の沖縄戦では、日本とアメリカ双方で20万人以上が死亡した。出征し、32歳で亡くなった私の祖父の弟(大叔父)もその一人だ。ことし2025年で戦争が終わってから80年となった。「大叔父がどんな思いで沖縄に向かい、最期を迎えたのか知りたい」。私は、親族の言葉や旧日本軍の資料を元に、大叔父の足跡をたどり始めた。(共同通信=猪狩みづき)