校庭に立つ佐藤敏郎さん。壁画には「未来を拓く」と書かれている=2月、宮城県石巻市の旧大川小
 校庭に立つ佐藤敏郎さん。壁画には「未来を拓く」と書かれている=2月、宮城県石巻市の旧大川小

 東日本大震災の津波で、宮城県石巻市の旧大川小は学校管理下で多数の児童が犠牲になった。避難する時間や場所はあったのに、わが子が命を落とした惨事から15年。あの日の記憶や教訓を語り続けてきた遺族らは、次の世代やほかの地域につなぐ「バトン」としての役割を意識するようになった。生々しい被災状況を伝える高精細3次元(3D)画像のような素材にも期待を寄せる。