「神明あかふじ米第37回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」(神戸新聞社など主催)の西播B地区ブロック大会の準決勝と決勝が4月27日、赤穂市御崎の赤穂元禄スポーツセンターであった。決勝は尾崎野球スポーツ少年団が塩屋野球スポーツ少年団を8-1で圧倒し、17年ぶり4度目の優勝に輝いた。
決勝では二回裏、尾崎が安打や塩屋の守備のミスなどで、一挙に8点を奪った。全力疾走、全力プレーを心がける尾崎は積極的に盗塁に挑んで成功させ、塩屋のペースをかき乱した。尾崎は四回表に1点を奪われたが、主将の尾上白虎(はくと)投手(11)が抜群の制球力で好投し、コールド勝ちした。
尾上主将は「準決勝で逆転した勢いをそのまま決勝に持ち込めた。チームの仲間全員が頑張ってくれたので、試合をしていて楽しかった。本大会も頂点を目指し、頑張りたい」と喜んでいた。
本大会は8月2日、G7スタジアム神戸(神戸市須磨区)などで開幕する。(西尾和高)
▽準決勝
尾崎 200005│7
赤穂 003101│5
(尾)蟹江陵-花崎(赤)岡田、小寺-長谷川▽三塁打 名田(尾)、久保(赤)▽二塁打 尾上、名田(尾)
塩屋WF 100│1
塩屋 065│11
(3回コールド)
(塩W)畑中、廣石-小山(塩)冨田-有吉▽二塁打 酒井、𠮷田(塩)
▽決勝
塩屋 0001│1
尾崎 080×│8
(4回コールド)
(塩)𠮷田、酒井-有吉(尾)尾上-花崎▽三塁打 有吉(塩)▽二塁打 名田(尾)