「神明あかふじ米第37回兵庫県ジュニア軟式野球大会」(神戸新聞社など主催)の西播A地区ブロック大会は26日、南光スポーツ公園(佐用町林崎)で準決勝、決勝が行われた。決勝は相生港クラブと佐用ワープジュニアが対戦。佐用が5-0で制し、2年ぶり4度目の本大会出場を決めた。
決勝は一回裏、佐用がバント安打と四球で好機をつくると、投ゴロの間に1点を先制した。五回裏には、無死一塁から寺田耀一主将(11)が適時三塁打を放ち、2点目を奪取。この回、一挙4点を上げて相生港を突き放した。
相生港は、毎回のように走者を塁に置いたが、相手の好守もあり、本塁が遠かった。
最優秀選手には決勝で5回無失点と好投した蔭山煌太選手(12)が輝いた。蔭山選手は「四球が多くなったが、守備陣が声をかけてくれて、とても助かった」とチームメートに感謝した。寺田主将は「本大会でも優勝して、兵庫にワープの名を刻みたい」と意気込んだ。(成 将希)
【準決勝】
相生港クラブ
600100│7
200020│4
小宅ウイング
(相)栗原-伊賀(小)千葉、河原-福水▽三塁打 河原(小)
双葉ベースボールクラブ
000200│2
13004×│8
佐用ワープジュニア
(双)綾部-高畑(佐)松尾、蔭山-後藤▽本塁打 岡田(双)▽三塁打 松尾(佐)▽二塁打 寺田、後藤(佐)
【決勝】
相生港クラブ
000000│0
10004×│5
佐用ワープジュニア
(相)柏木-伊賀(佐)蔭山、松尾-後藤▽三塁打 寺田(佐)▽二塁打 桃井(相)