震災で亡くなった母と弟の写真を紹介しながら、当時について子どもたちに語る長谷川元気さん=神戸新聞社(撮影・笠原次郎)
震災で亡くなった母と弟の写真を紹介しながら、当時について子どもたちに語る長谷川元気さん=神戸新聞社(撮影・笠原次郎)

 阪神・淡路大震災(あわじだいしんさい)の体験者から話を聞いて学ぶ小中学生向け「第1回こども震災学校」が6日、神戸市中央区の神戸新聞社で開かれました。震災で母と弟を亡(な)くした小学校教諭(きょうゆ)の長谷川元気(はせがわげんき)さん(37)と、震災直後から神戸新聞記者として取材を続けた同社文化部の石崎勝伸(いしざきかつのぶ)部長(55)が子どもたちの前で話しました。兵庫県内各地から集まった児童・生徒ら約20人は真剣(しんけん)なまなざしで2人の話を聞き、感想を作文にまとめました。(杉山雅崇(すぎやままさたか)、上田勇紀(うえだゆうき))