「ビンテージジーンズ」と呼ばれる年代ものジーンズの価格が上がっている。オークションサイトの落札価格は10年前の2倍近くとなり、1000万円超の商品も登場している。主な購買層は1990年代に古着ブームを経験している40、50代の男性。褪(あ)せ感と色落ちが味わいとなり希少価値を生んでいる。
8月上旬、東京・原宿にある古着店「マービンズ」を訪れると、海外有名ブランドのビンテージジーンズが所狭しと並んでいた。同店では500本以上を取り扱っており、半沢和彦オーナーによると「リーバイス」や「リー」など知名度の高い海外ブランドが売れ筋だ。
■年代ものも「501」人気