被災して水道が使えない…ポリ袋や風呂敷、エコバックで水を運ぶ方法 政府広報オンラインが紹介
被災して水道が使えない…ポリ袋や風呂敷、エコバックで水を運ぶ方法 政府広報オンラインが紹介

「被災して断水している……」「水が使えない!」という時に、役に立つ対処法があります。避難所などで給水される水の運び方や、水を使わないで済む簡易トイレの作り方を、内閣府政府広報オンラインの公式X(ツイッター)アカウント(@gov_online)が投稿しています。ぜひ参考にしてみてください。

■ポリ袋と風呂敷・エコバックを使う水の運び方

同アカウントによると、水を運ぶ時に便利なものは「ポリタンク」や「カート」だそう。確かにこれらがあれば、重たいお水も運びやすいでしょう。けれども、これらがなくてもポリ袋や風呂敷・エコバックを使って水を運べる方法を紹介しています。

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▽【二人で運ぶ】ポリ袋と風呂敷を使って運ぶ
①水を入れたポリ袋を広げた風呂敷にのせる
②隣り合う両端を二人で持って運ぶ

▽【一人で運ぶ】ポリ袋とリュックサックを使って運ぶ
①ポリ袋を二重にして水を入れる
②リュックに入れて運ぶ

■トイレが使えないときの簡易トイレの作り方

また、こちらのアカウントでは、トイレが使えないときの簡易トイレの作り方も紹介しています。

▽ポリ袋2枚と新聞紙で簡易トイレを作る
①便座を上げてポリ袋をすっぽりかぶせる
②便座を下げる
③2枚目のポリ袋を上からかぶせて二重にする
④細かくちぎった新聞紙を入れる

配管が破損している状態でバケツで汲んだ水などを流すと、便器から汚水が逆流する恐れがあると、国土交通省が作成したパンフレット「災害時のトイレ、どうする?」にも掲載されています。このパンフレットによると、水を流してトイレが使えるかどうかは、下水道の使用に制限がかかっていないかを前もって確認することが必要だと呼びかけています。水が流せないときもこのような方法でトイレを使用しましょう。

▽国土交通省 水管理・国土保全局下水道部/災害時のトイレ、どうする?

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政府広報オンラインのアカウントでは、他にも「災害で住まいが被害を受けた時に最初にすること」や「被災時に気をつけたい体調管理」など、被災者の方に役立つ情報を投稿しています。トイレを我慢せずに水分をこまめに取り、体調管理に気を付けるように心がけましょう。

出典:政府広報オンライン「被災時に水道・トイレが使えない時の対処法」