バーベキューなどでも大活躍する「カートリッジガスこんろ」※画像はAIが作成したイメージです(Sujid/stock.adobe.com)
バーベキューなどでも大活躍する「カートリッジガスこんろ」※画像はAIが作成したイメージです(Sujid/stock.adobe.com)

バーベキューなどでも大活躍する「カートリッジガスこんろ」。屋外で使用する際、風が強いと「風防」を置くこともありますが、、ボンベ全体を囲むのは大変危険だと知っていましたか?経済産業省「リコール・製品事故情報(製品事故対策室)」の公式Xアカウント(@kochijiko)が、注意を呼びかけています。

■「破裂」やガス漏れによる「引火」の恐れあり

独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE」が風防でカートリッジガスこんろを囲った検証を行ったところ、調理器具からの放射熱が内部にこもってボンベが過熱され、溶接部が溶けて漏れたガスに引火するという結果に。炎の熱で損傷部が広がったため、多くのガスが漏れている状態になりました。接続部が熱で損傷してガスが漏れ「引火」したり、ガスが漏れていなくてもボンベの内部圧が高まって「破裂」したりする恐れがあるといいます。アウトドア調理をする際は、取扱説明書の使い方を守りましょう。

【カートリッジガスこんろ使用時のNG】

・ボンベ全体を風防で囲う
・こんろ全体を覆う大きな鍋の使用

▽出典
・経済業省「リコール・製品事故情報(製品事故対策室)」 公式X/もしカートリッジガスこんろの周りを風防で囲ってしまうと…
・独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE」/カートリッジガスこんろ「風防で囲むことの危険」