「4年半かかってついに!!
ベランダでパイナップルできた」
そんなひと言とともに投稿された「パイナップル」の写真が「X」で大きく注目されました。写真には記事執筆時点で「22万件」もの「いいね」がつき、美しく実った果実を見た人たちから賛辞の声が続々と寄せられています。
「すごい!おめでとうございます」
「いいなあ。新鮮なパイナップルは凄く美味しいですよ。石垣島の定期観光バスのツアーで昼食の後に出たパイナップルが忘れられません。」
「元パイン農家です自宅でここまで綺麗に育てられたのはすごいですよ パインは酸性土質の水捌けの良い土壌を好むので、土と冬季の温度管理さえ適切なら本土でも充分栽培は可能ですね」
画像を投稿したのは「Maya」(@mayao216)さんのアカウントです。フルート奏者であるMaya さんはオカメインコと猫とともに暮らしており、以前ベランダ越しに毎朝、隣家の子猫たちがのぞきにくる、というポストが話題になったこともありました。
今回の投稿では自作のパイナップルが話題になったMayaさんのもとに、どうやってこんなにじょうずに育て上げたのか質問する声もいくつも届いています。自宅でパイナップルを育てている人は意外と多いようです。
■友人の影響で育てはじめた
「頭切ったやつを初めは水耕栽培ですか?」「冬はやはり屋内に入れてあげるのですよね?」などの質問に「初めは水耕栽培です。すぐに根っこが出てくるので、土に植えました。」「はい、冬は部屋に入れます。かなり邪魔でした」と答えるMayaさんにパイナップルを育てることになったいきさつをお聞きすると「近所のスーパーマーケットで買って食べたあとに育てようと思いました。私が、手土産で持っていったパイナップルのクラウンを育て始めた友人の影響でした」とのこと。
さらに4年半とは長い期間ですが、ふり返って「大きくなってきて、場所をとるようになって、諦めようと思ったことがあります」(Mayaさん)とも話してくれました。
■職場の同僚たちと新鮮な果肉を堪能
りっぱに成長したパイナップルは「もう収穫して食べました」というMayaさん。気になるお味ですが、Mayaさんは「信じられないくらい柔らかくて甘くて美味しかったです」といい「仕事場に持っていき、同僚たちと食べました。美味しいと言ってくれたのが嬉しかったです」と話してくれました。
編集部にはMayaさんから職場の同僚の皆さんと味わったという、みるからに新鮮で美味しそうなパイナップルの果肉の写真が送られてきました。また、話題になった投稿のリプライで「わたしはこのパイナップルのクラウンからまた育ててみようと思っています」とMayaさんは話しています。
(まいどなニュース特約・山本 明)