株式会社ベビーカレンダー(東京都渋谷区)が運営する生活総合情報メディア『ヨムーノ』は、このほど「夏の帰省」に関するアンケート調査結果を発表しました。同調査によると、約4割が「帰省しない」と回答しました。では、夏の帰省にはどのような悩みがあるのでしょうか。
調査は、ヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)を中心とした、25~60歳の子どものいる既婚女性137人を対象として、2025年6月にインターネットで実施されました。
その結果、2025年の夏の帰省について、「どちらにも帰省する予定はない」と答えた人は40.1%。そのほか「実家にのみ日帰りで帰省する予定」が12.5%、「実家にのみ宿泊を伴って帰省する予定」が10.2%など、日帰り・宿泊を含めて「実家」に帰省する予定の人は53.3%、「義実家」に帰省する予定の方は35.7%と、実家への帰省がやや多い結果となりました。
また、帰省を予定している人が「帰省先で予定していること」については、「家族で外食」(48.8%)、「墓参り」(37.5%)が上位に挙がったほか、夏らしいイベントとして「花火」(21.3%)といった意見もみられました。
一方、「帰省以外の夏の予定」については、「自宅でゆっくり過ごす」(49.6%)や「家族と近場に外出する」(45.3%)、「仕事」(29.9%)などが上位となっています。
続けて、「1回の帰省のお土産代」を尋ねたところ、「0円(お金がかからない)」(21.9%)が最多に。ほか、「1000円~2990円」「3000円~4990円」(いずれも19.7%)といった比較的手頃な価格帯が主流である一方、「1万円~2万9990円」(9.5%)や「3万円~」(4.4%)など1万円以上の高額なお土産を用意する人も全体の13.9%にのぼり、金額には幅があることがわかりました。
次に、「義実家への帰省は楽しみですか」と尋ねたところ、2025年夏は「とても楽しみ」(14.3%)と「どちらかというと楽しみ」(49.0%)を合わせて63.3%が「楽しみ」と回答し、ポジティブな傾向がうかがえました。
一方、2024年~2025年の年末年始に行った同様の調査では「楽しみ」という方が40.8%にとどまっており、「どちらかというと気が重い」「とても気が重い」と回答した人は、夏が22.5%、年末年始は38.2%と、“気が重い”派は年末年始の方が約1.7倍に。特に「とても気が重い」と答えた人は、夏が4.1%に対し年末年始は15.8%と、4倍近い差が見られました。
「楽しみ」と答えた人からは「孫に会わせると、義父母に喜んでもらえる」といった声が聞かれた一方で、「気が重い」と答えた人からは「義父母から、将来やお金の事について色々言われるので気が重い」という意見も聞かれました。
さらに、「義実家への理想の帰省頻度」としては、「半年に1回」(23.4%)が最多となったものの、「帰省しない」という人も21.4%と高く、義実家との関係性に慎重な姿勢が見られました。
では、夏の帰省で、「正直、ちょっとしんどい」と思うことにはどのようなことがあるのでしょうか。
この質問に対しては、「義両親との会話がしんどい」(26.3%)、「子どもが退屈する」(21.2%)、「自分の時間・居場所がない」(20.4%)のほか、「暑さ・熱中症対策について」(17.5%)や「クーラーの温度が合わない」(12.4%)など、夏の帰省ならではの悩みも挙げられました。
回答者からは、「会話をしても盛り上がらない。孫が来ているのにテレビばかり見ている」「義両親が気分屋でちょっとしたことで怒られる。何が正解かわからない」「寝たいと思った時に寝られない」といった声が聞かれました。
最後に、「帰省中『夫が役に立たない・夫が気を遣えない』と感じたことはありますか」と尋ねたところ、半数以上が「ある」(たまにある33.6%、よくある19.7%)と回答し、「みんなが集まっているのに、夫は別の部屋で昼寝しています」といった厳しい意見が聞かれました。
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【出典】
▽【実録】「はあ!?ずっと信じてたのに…」結婚して10年、地元に何もないと言い続けた夫からの“まさかの一言”に絶句...!夏の帰省で怒り爆発