ベッドの形をしたワイヤレス充電器がSNS上で大きな注目を集めている。
「ベッドの形をしたワイヤレス充電器を作りました。スマホにも休息が必要です。夜は一緒に寝かせて、ゆっくり充電してあげましょう。」と充電器を紹介したのは現在高校3年生の「高校生の電子工作日記」さん(@hdiv6xeWxcLUS51)。
3Dプリンターを駆使して製作された、なんとも可愛いこの充電器。枕の部分にはNFCが埋め込まれているので置いた時に好きな動作が割り当て可能。高校生の電子工作日記さんは通知が来なくなる睡眠モードとアラームオンを割り当てているそうだ。
高校生の電子工作日記さんにお話を聞いた。
ーーこのデザインを思いついたきっかけは?
高校生の電子工作日記:夏休みに「何か面白いものを作りたい」と考えていて、ふと「おもしろいスマホ充電器を作ってみよう」と思いました。そこで浮かんだのが「スマホにとっての休息は充電」「人間にとっての休息はベッドで寝ること」という2つの共通点です。これを結びつけて、スマホもベッドで寝かせて充電できるようにしたら面白いのでは? と考え、制作しました。現在はソファ型のワイヤレス充電器も制作中です。
ーー製作にあたりこだわったことことは?
高校生の電子工作日記:こだわりポイントは枕部分にNFCを埋め込んでいるところです。スマホをベッドに寝かせると自動でNFCを読み取り、任意の動作を割り当てられるようにしました。例えば「睡眠モードに切り替える」「アラームを自動でセットする」などが可能です。
また、布団をかけた際にもぎりぎり時計が見えるようにデザインした点や、充電端子をType-Cにした点などもこだわりポイントです。
ーー苦労したポイントはか?
高校生の電子工作日記:完成までにかかった時間は3Dプリンターで印刷するための設計に1時間、印刷に4時間、組み立てと配線に30分ほどかかりました。作業時間は1時間30分ほどで1日で完成しました。 なので特別苦労した点などはないです。
ーー投稿に大きな反響がありました。
高校生の電子工作日記:多くの方に作品を見ていただけてとてもうれしいです。「可愛い」や「すごい」といったお言葉をいただき、今後のモチベーションにもつながりました。一方で「熱がこもりそうで怖い」というご意見もいただき、そこは確かに改良が必要だと気づかされました。今後の課題として改善していきたいです。
◇ ◇
SNSユーザー達からは
「ベッドで寝てるスマホちゃんかわいい(ㆁωㆁ*)キャッキャ」
「人間も一晩ねれば100パーセントに復活できる仕様だったらよかったのに」
「一瞬マイクラかと思った」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
「BedCharger」という商品名でBOOTHで販売中。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)