誰しもが避けて通れないのが加齢による変化。みなさんはどのようなことが気になりますか。マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)が実施した「アンチエイジング」に関する調査によると、「髪の毛」が最多となりました。では、アンチエイジングを実施しているのでしょうか。
調査は、同社のアンケートモニター1万1551人を対象として、2025年7月にインターネットで実施されました。
その結果、「年をとることに抵抗を感じる」と答えた人は6割弱。男性では5割強、女性では6割強となり、なかでも10・20代の女性では7割弱を占めました。また、実年齢相応に見られたい人は約3割、実年齢より若く見られたい人は5割強でした。
「加齢によって現れるからだや心の変化で気になること」としては、「髪の毛」(53.7%)や「視力の低下・老眼」(52.7%)が半数以上となったほか、「顔のしわ」(40.1%)も上位に挙がり、男性では「視力の低下・老眼」「髪の毛」「基礎体力の低下」、女性では「髪の毛」「視力の低下・老眼」「顔のたるみ」が上位となりました。
そこで、「アンチエイジングの実施状況」を調べたところ、29.8%が「アンチエイジングに取り組んでいる」と回答。
具体的には、「エイジングケア用のスキンケア用品・化粧品、石鹸等の使用」(40.0%)、「ウォーキング、散歩」「定期健診を受ける」(36.3%)、「歯の手入れや定期健診・治療」(36.0%)が上位に挙げられました。
そのほか、女性では30代が「美白効果のある商品の使用」、若年層が「しわ対策商品の使用」「美容皮膚科・外科等での施術・治療」で高い傾向が見られた一方、男性では30代が「運動・スポーツ、筋トレ」「保湿効果のある商品の使用」「エイジングケア用のスキンケア用品等の使用」「体によい食事」が多くなりました。
自由回答では、「定期的な運動・規則正しい生活・栄養バランスの良い食事」(男性27歳)、「ファインバブルのシャワーを顔や頭皮にかけてマッサージをすると結構すべすべになる」(男性67歳)、「湯船につかってあたたまる。日焼け止めをぬる」(女性26歳)、「ビタミンE、アーモンド、くるみ、ブロッコリースプラウト、緑黄色野菜」(女性46歳)といった意見が寄せられました。
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【出典】
▽マイボイスコム(株)調べ