井村屋から1973年に発売されて以来、ロングセラーとなっている「あずきバー」。
今、SNS上ではそんなあずきバーを使った小豆ご飯のレシピが大きな注目を集めている。
「『研いだ米にあずきバーを載せて炊くと小豆ご飯になるってのをテレビでやってた』と夫が言うので、栗ご飯を炊くついでにやってみた。一枚目は手ブレが激しいが、真ん中にあずきバーを置いてる。塩少々振って二合炊いた。特に甘くもならず美味しかった。小豆の下煮が面倒な時はこれでいい。」
と紹介したのは文筆活動家の大野左紀子さん(@anatatachi_ohno)。
あずきバーの原材料は砂糖、小豆、水あめ、食塩の4種類のみ。アイスクリーム等とは違って安定剤や乳化剤などの添加物を使っていないので、小豆ご飯のもととして利用するにはうってつけなのだ。
大野さんにお話を聞いた。
ーー「あずきバーを載せて炊く」と聞いた際の感想を。
大野:思わず「えーっ、甘くなっちゃうんじゃないの?」と言いました。
ーー仕上がりの味わいは?
大野:想像していたような甘さはなく、普通に美味しくいただきました。
ーー投稿に対し大きな反響がありました。
大野:炊く前の、お米の上に直接あずきバーが載っている画像にインパクトがあったのかなと思います。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「あずきバーも炊飯器に入れられるとは思ってなかったろうな 井村屋もびっくりしてそう笑」
「かぼちゃやさつまいも煮るときに入れてます 」
「おしるこ食べたいときはあずきバーを耐熱容に入れてレンチンするとできます」
「やってみたい」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。多少、配分は異なるが、あずきバーを使った小豆ご飯(※「あずきバーお赤飯」として)のレシピは井村屋の公式ホームページでも紹介されている。
ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
大野左紀子(おおの・さきこ)さんプロフィール
文筆活動家。1959年、名古屋市生まれ。
1982年、東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。
83年から2002年まで作品発表活動を行う。『POSITION1994』(名古屋市美術館)、「イメージの森」展(荻須記念美術館、1996)、TAMA VIVAN1997(多摩美術大学ギャラリー)他、個展、グループ展多数。
2003年アーティストを廃業し、文筆活動に。以降、『モテと純愛は両立するか?』(夏目書房)、『あなたたちはあちら、わたしはこちら』(大洋図書)など数々の著書を発表している。
X上での「犬短歌」も人気。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)