「君は日本海にいたら行けないはずの魚では…?」。日本海で捕獲された珍客とは!?※画像はイメージです(Q2PHOTOAS/stock.adobe.com)
「君は日本海にいたら行けないはずの魚では…?」。日本海で捕獲された珍客とは!?※画像はイメージです(Q2PHOTOAS/stock.adobe.com)

地球温暖化による海水温の上昇で、海洋環境が変化する中、日本海で捕獲されたある魚が注目を集めている。「君は日本海にいたら行けないはずの魚では…?」。そんなコメントとともにX上に投稿された魚の正体とは-。

投稿したのは、X名・出雲の釣り人 "わや"(@turiaka0320)さん。島根県在住の漁師で、29歳男性。島根県出雲市塩津町の沖合に設置していた定置網に、ある魚が入っていたという。銀白色に輝くソトイワシ。「ボーンフィッシュ」とも呼ばれ、熱帯・亜熱帯に生息し、ハワイや宮﨑などの暖かい地域にいるという。思わぬ珍客に、発見した男性は「漁師10年していて初めて見た」と驚きを綴った。

男性によると、これまでにもマンタやウミガメなど、珍しい海の生き物に遭遇してきたが、ソトイワシは初めてだという。「最近では、熱帯・亜熱帯に生息するキハッソクというハタの仲間も網にかかりました。やっぱり温暖化の影響があるのかな…?ソトイワシは美味しくない魚で有名ですが」とも話した。

X上ではこの投稿に対して、「水温が関係しているんですかねぇ」「(北海道の)稚内でもダツやシマフグ見る時代ですからね」「南国のお魚が…地球の環境は少しずつ動いていますね」「これからどうなっていくんでしょう」などのコメントが並んだ。

(まいどなニュース・山脇 未菜美)