夫が共有カレンダーに登録した“まさかの予定”がXに投稿され、36万回表示、2.7万件以上の「いいね」を集めています。投稿したのは、2歳の息子を育てるどんこ𝕏さん(@kopikopikopico)。子どもが生まれてから個人の予定を入れなくなった夫から届いた珍しい通知。その内容は、なんと「メロン食べ頃」でした。このユニークな予定に「予定内容が実に良い(笑)」「これは愛情」といった共感の声が寄せられています。
「友達との予定じゃないんかい!と思わず突っ込みそうになりました」
通知を見た瞬間は、予定の中身があまりに意外で驚いたそうですが、「美味しいメロンをみんなで食べるのを楽しみにしている様子にほっこりしました」と振り返ります。
実はこの通知が登録された背景には、“果物の失敗体験”がありました。
「少し前に、スイカを冷蔵庫で傷ませてしまってすごくショックそうにしていました。食べ物を大事にするタイプなので、今度は旬を逃すまいと思ったんだと思います」
夫は以前、うっかりスイカをダメにしてしまった経験から、”次はちゃんと食べ頃を逃さないように”と予定に入れることにしたようです。
夫婦ともに“食べること”が好きで、家庭では食についての会話がよく交わされるとのこと。
「ふるさと納税をよく活用するのですが、特に子どもが生まれてからは果物をよく頼んで家族で楽しんでいます。今回のメロンもふるさと納税で届いたものでした」
予定日には少しフライングしてしまったものの、家族みんなでメロンを堪能したそうです。
「待ちきれず、食べ頃の前日に家族で食べました(笑)。充分食べごろでとても美味しかったです!」
また、投稿の中では「夫の個人予定が減った」とも触れられていました。
「予定が合っても登録しなくなったというわけではなく、特に制限はしていないのですが、なんとなくお互いに個人の予定を入れること自体最低限になりました。たまに本当に友達との予定が入ると『よかったね!』と喜び合っています」
子育てを最優先にしつつも、さりげなくお互いを気遣い合う姿勢がうかがえます。
“メロン食べ頃”の通知をきっかけに、果物の予定がカレンダーに増えるようになったといいます。
「相変わらず友達との予定は少ないのですが、果物の食べ頃は時々登場するようになりました!夫は全くSNSをしていないので、今回のことも全く知らずに食を楽しんでいます」
この投稿には多くの反響が寄せられ、コメントも数多く届きました。
「『今どきは子どもが小さいと予定をあまり入れないのね』というようなコメントを見て、予定を制限して育児してくれる夫にありがたい気持ちになりました。これからも仲良く食を楽しむ関係を続けていければと思います」
日々のささやかなやり取りに込められた、ふとした思いやり。果物の”食べ頃”をカレンダーで共有することは、家族みんなで食卓を囲む大切な時間を、決して逃さないための温かな工夫なのかもしれません。