「はじめて買った牛乳のおもちゃを4年経った今でも大切にしてくれてる犬」
そんなつぶやきとともに投稿された、2枚の写真が「X」で注目を集めました。1枚目の写真にはおもちゃに寄り添って眠るあどけない子犬時代の姿が、2枚目の写真には同じおもちゃを両前足の上にのせていている成犬の姿が写っています。
歳月を経ても、犬がおもちゃを大事に扱ってきたことが伝わってくる様子がたくさんの人の心を打ち、記事執筆時点で投稿には「12万件」もの「いいね」がつきました。
写真を投稿したのは「白柴犬まんまる」(@shiba_manmaru)さん(以下、飼い主さん)のアカウントです。愛犬のまんまるくんは、大自然に囲まれた栃木の那須生まれ、今年の11月に4歳になる白柴の男の子です。
「良い子だなぁ 物は、大事にだね」
「なんてお優しいお顔してるんでしょう」
「綺麗なまんまで、お気に入りなのが分かります」
2枚の写真を見た人たちからは、感心する声が届きました。
■生後3ヶ月頃にプレゼント
飼い主さんにまんまるくんのことをお聞きしました。
「はじめてのおもちゃ(牛乳パック型のおもちゃ)をあげたのは、生後3か月頃だったと思います」とのことで、「まだ小さく、何にでも興味津々の時期でした。おもちゃを渡すとすぐに大喜びで遊び始め、その日からお気に入りになりました」と当時のことをふり返りました。
■あたたかいコメントに感謝
投稿が大きく拡散したことについては、「12万件もの「いいね」をいただけるとは想像していなかったので、本当に驚きましたし、多くの方にまんまるを見ていただけて嬉しかったです」と言います。「『ずっと大事にしてるなんてお利口さん』『可愛い』という温かいコメントをたくさんいただき、ありがたい気持ちになりました」と話します。
■愛犬にとって大切な存在
ずっと愛犬のお気に入りだというこのおもちゃについて聞くと、「4年間、ずっと同じおもちゃを大切にしていること自体が忘れがたい思い出になっています」と話し、「噛んで少しボロボロになってますが、そばに置いて安心して眠る姿を見ると、まんまるにとって大切な存在なんだと感じます」と飼い主さんは話しています。
(まいどなニュース特約・山本 明)