褒めてもらえるのが嬉しかった6歳/入江あんなさん(@miss_todai5_2025)提供
褒めてもらえるのが嬉しかった6歳/入江あんなさん(@miss_todai5_2025)提供

「ちゃんと成長できてるかなー?」

そんな言葉とともに、幼少期から大学院生である現在までの姿をつづった動画をInstagramに投稿したのは、東京大学大学院1年でミス東大にエントリー中の入江あんなさん(@miss_todai5_2025)。

小学生時代の元気な笑顔や高校時代の明るい表情に、「ずっとかわいい」「勉強もできて立派に成長されてますね」といったコメントが寄せられています。

「以前、SNSで垢抜けのビフォーアフターなど成長に関する投稿をしたところ、とても好評だったんです。なので、ミスコンの活動を通じて、そういった投稿が少しでも誰かの役に立てばいいな…と思い投稿しました」と、投稿した動機について語る入江さん。

動画は、満面の笑みを浮かべた6歳頃の写真から始まります。

「この頃は両親にほめてもらうことが本当に大好きな女の子だったので、褒めてもらうために勉強を頑張っていた記憶があります(笑)。小学校に上がってからも、みんなに褒めてもらいたくて漢字ドリルや計算ドリルはクラスで一番最初に終わらせるタイプでした」

12歳・18歳と学生時代の写真はいずれも卒業時のものですが、どちらも白い歯を見せて明るい表情を浮かべているのが印象的です。当時について入江さんは、「将来の夢があまり具体的に決まっていなかったので、“勉強だけはしておこう”と考えていた記憶があります」と振り返ります。

「勉強を自分の中で最大限に頑張っておけば、いつか何かやりたいことができたときに、行動に移しやすいと思っていました」

■大学進学を機に“チャレンジャー”な性格へ

高校卒業後は、東京理科大学へ進学したという入江さん。当時は志望校に落ちたことで心残りがあったそうですが、「合格した学校で大学生活を楽しもう」と気持ちを切り替えたといいます。そして、大学の学園祭で開催された、性別を超えて“ありのままの姿”を競い合うという主旨のコンテストに出場したところ、クライアント賞を受賞。コンテストに参加したことをきっかけにサロンモデルなどの活動も行うようになり、チャレンジ精神が身についたと話します。

「この17年間で、内向的だった性格からチャレンジャーな性格に変わりました。もともと人前に出ることが本当に苦手で、自信がなかったんです。でも、コンテストを通じて新しいことに挑戦する楽しさ、数々の受験を乗り越えてきたからこそ得られた自信によって、前向きな性格になりました。これが一番の大きな変化だと思います」

見た目の面でも、努力を重ねて“垢抜け”を目指したといいます。

一方で、小学生の頃から変わらない自分の“軸”として、「周囲に流されず芯を持ち、決めたことには全力で取り組む姿勢」だと話します。

「昔からやると決めたことは結構全力で打ち込むタイプだったので、勉強や夏休みの絵画や作文などは力を入れていました。この性格のおかげで、東京大学の大学院を自ら志願して受験し合格、そしてミス東大としての今があると思っています」