サンマを焼いて食べるとき内臓も食べる? ※画像はイメージです(Chiristsumo/stock.adobe.com)
サンマを焼いて食べるとき内臓も食べる? ※画像はイメージです(Chiristsumo/stock.adobe.com)

秋の代表的な味覚といえばサンマ。みなさんのなかにも「もう食べた」という人も多いのではないでしょうか。株式会社ぐるなび(東京都千代田区)が実施した「サンマ」に関する調査によると、約3人に1人が「焼いたサンマをきれいに食べるのが苦手」と回答したことがわかりました。では、サンマを焼いて食べる際に、「内臓まで食べる」人はどのくらいいるのでしょうか。

調査は、全国の20~60代のぐるなび会員1300人を対象として、2025年9月にインターネットで実施されました。

はじめに、「秋に食べたい食材」を尋ねたところ、1位「サンマ」(55.7%)、2位「梨」(47.8%)、3位「栗」(44.3%)がTOP3となりました。

「サンマ」と答えた割合を年代別に見ると、50代(68.7%)と60代(62.3%)で6割を超えた一方、20代(37.4%)と30代(48.1%)では半数に満たない結果となりました。

また、サンマを「すでに食べた」人は29.9%で、「まだ食べていないが、食べたい」という人は57.8%と、サンマへの「食べたい」意向は昨年と変わらず高い水準を維持していることがわかりました。

続けて、「サンマに欠かせない薬味、添え物」を尋ねたところ、「大根おろし」(72.1%)が最多となったほか、「すだち」(21.6%)、「鬼おろし」(17.1%)、「かぼす」(13.8%)なども挙げられました。

次に、「焼いたサンマをきれいに食べるのが得意ですか」と尋ねたところ、「得意」(46.7%)と答えた人は半数に満たない結果に。特に20代~30代女性では4割以上が「苦手」と回答しており、同社は「こうした意識が、『秋に食べたくなる食材』で20代、30代のサンマの回答率の低さにつながっているのかもしれない」と推察しています。

また、サンマを焼いて食べる際に、「内臓まで食べる」と答えた人は45.1%で、男性の53.7%に対して女性は36.6%となりました。

ちなみに、「サンマを食べる場所」としては、「自宅派」が69.0%に対して、「飲食店派」は21.3%にとどまりました。

最後に、「今後、より手に入りにくくなりそう、値上がりしそうと思う魚介類」を聞いたところ、「うなぎ」(47.2%)、「サンマ」(32.8%)、「マグロ」(29.6%)が上位に挙がる結果となりました。