「死因」や「相続」については質問しない!※画像はイメージです(buritora/stock.adobe.com)
「死因」や「相続」については質問しない!※画像はイメージです(buritora/stock.adobe.com)

お葬式は、故人とのお別れを惜しみ、ご遺族の悲しみに寄り添う大切な儀式です。しかし、その場での不用意な一言が、かえってご遺族を傷つけてしまうことも。神奈川県の葬儀社「杉浦本店」の公式TikTokアカウント(@sugiurahonten)によると、「お葬式の場で遺族にしてはいけない質問」は意外と多いのだそう。

■「死因」や「相続」については質問しない!

参列者として最も重要とされるマナーは、「ご遺族への配慮」。故人の死因をご遺族に尋ねないことも、お悔みの言葉をかけるときの大切なマナーです。故人がお亡くなりになった理由は、自然死だけではありません。死因を伝えられない事情もあります。「亡くなった原因は?」「どこで亡くなったの?」など、病状や死因を聞くことは、ご遺族にとって辛いことを思い出させてしまう可能性があるため、極力控えるべきだといいます。

また、「相続とか大丈夫?」といった、故人亡き後の具体的な問題について尋ねるのも絶対にNGです。聞いた本人は何気ない一言のつもりでも、聞かれた側はグサッとくることも。お葬式は静かにそばにいることだけで十分気持ちは伝わります。

▽出典
・神奈川県の葬儀社「杉浦本店」 公式TikTok/葬儀でのNG質問
・神奈川県の葬儀社「杉浦本店」 公式/お悔みの言葉はマナーが大切!