食いしん坊な桃茶丸くん/もぐもぐ風林火山さん(@toxinum)提供
食いしん坊な桃茶丸くん/もぐもぐ風林火山さん(@toxinum)提供

ケージの穴からお尻だけがひょっこり--。「うんこを外に出すんじゃない」という一文とともに、ハリネズミが外に向かって排泄しようとする様子を捉えた写真がXに投稿されると、6.6万件の「いいね」がつき、話題を呼びました。投稿したのは、ハリネズミと7年暮らしているもぐもぐ風林火山さん(@toxinum)です。

毎日18時~19時頃にケージの掃除をする際、ハリネズミを起こしてごはんを与えているというもぐもぐ風林火山さん。この場面に遭遇したのは、ごはん後に行われるという“お決まりの排泄時間”のことでした。

「ハリネズミは基本的に動けばうんこが出てしまうのですが、この子はごはんを食べた後のタイミングで100%排泄します。排泄するのは階段の裏のところなのですが、隅っこギリギリにするため微調整をしていたところ、ちょうど穴からお尻が出てきて。まさかと思って動画と写真を撮影しました」

もぐもぐ風林火山さんが現場を目撃したのは今回が初めてだったそうですが、実は以前から、ケージ外の穴の下に排泄物が落ちていたことがあったといいます。

「飼っていた初代ハリネズミの“もぐもぐ風林火山”、通称“もぐさん”も、穴からうんこをしていたことがありました。それを見たことがあったので『こいつもか』と思いました。初代の排泄シーンも2021年頃のXに動画が上がっています。決してハリネズミの習性ではありません。たまたま排泄する場所に穴があっただけです(笑)」

今回の主役は、ハリネズミの「桃茶丸(もちゃまる)くん」。名前の由来は、顔が桃色と茶色のスプリットで、丸っとしているからだそうです。

「性格は、他の子と比較するとびびり。ですが食いしん坊なので、ごはんが出てくると前のめりで出てきます。寝相もユニークな子です。Xアカウント『迷子と捨てハリネズミ救済ネットSave the Hedgehogs』(@savethehedgehog)から、里親として迎えました」

これまで累計12匹を飼育してきたというもぐもぐ風林火山さん。ハリネズミは「十針十色」で、その子に合わせた飼育が必要だと話します。

「飼育を始めるたび、レイアウトやフードの与え方、掃除の時間、触り方、爪切りの方法などを、その子に合わせて調整していく必要があります。特に爪切りは、全ハリ飼いさん最初の難関で、断念して病院で切ってもらう方もいるぐらい、結構大変です」

ハリネズミを迎えたきっかけは、2018年ごろに妻がテレビで見て「かわいい、飼育したい」と話したことだったといいます。

「実際に飼育できるのか、生体などを調べてからお迎えしました。初代のお迎えは『ピュアアニマル』というお店です。警戒心の強いハリネズミが伸び伸び生活しており、気持ちよさそうに寝ている姿を見た時は、ほっこりします」

今回の投稿には「賢いw」「器用ですね」「ピッタリ!お見事!」といったコメントが相次ぎましたが、ただの偶然だったと、もぐもぐ風林火山さんは明かします。

「綺麗好きや賢いという言葉が多く並んでいましたが、『たまたまなんや……』と思ってしまいました(笑)」

また、今回の投稿が話題になったことをきっかけに、ハリネズミに興味を持つ人が増えたことを嬉しく思っている一方で、飼育に対する注意も呼びかけます。

「ハリネズミに興味を持ってもらえる方が増えたことは嬉しいです。すべてのハリネズミが幸せに生活できることを心から願っています。生体はお迎えしやすい価格ですが、外に捨てられたり、里子に出されたりするケースも多くありますので、お迎えを検討される際は、終生飼育を念頭に置いていただけると幸いです」