アイロンビーズで「ドラゴンクエスト」シリーズの歴代主人公を再現し、文字盤の1~11の位置に並べた手作りのドラクエ時計。かつてSNSで話題になったこの時計を、自宅を訪れたエアコンの清掃業者が偶然目にしたエピソードが、Xで注目を集めています。時計を見た業者が「Xで見たことある…!」「聖地ですか!?」と反応し、作業中もドラクエの話題で盛り上がったという投稿は、35万件を超えるインプレッションを記録しました。
投稿したのは家族でドラクエを楽しんでいる、ぷさん(@DQaka_pupupusun)。この日はエアコンの清掃業者を自宅に招いており、他人に家の中を見られることに、どこかソワソワしていたといいます。そんな中、自宅にやってきた業者がドラクエ時計に気づき、「Xで見たことある…!」と声をあげたのだとか。
「この一言でソワソワが一気に解消され、『ホッとした』というのが印象に残っています(笑)。世間は狭いといいますが、『Xってすごいなぁ』と思いました!」
この時計は、現在中学2年生の長男が、小3だった5年前の休みに自由研究として制作したもの。制作のきっかけは、家庭内での片付けの相談でした。
「使ったものを片付けずに、次のことを始めてしまう」という悩みを親子で話し合った際、息子さんから「かっこよく片付けられる場所があればできる」という提案があったそう。もともとゲームソフトの棚に貼っていた数字がはがれやすかったこともあり、それなら数字の代わりにキャラクターを飾ろうと、時計の制作が始まりました。
時計を彩るキャラクターのアイロンビーズには、独自のこだわりが詰まっています。
「シリーズごとにサイズがバラバラにならないよう、スーパーファミコン版の規格(縦24ドット)に統一して全作品の主人公を作りました。また、12時の位置だけが空席になっているのは、次回作『ドラゴンクエストXII』のためのスペースです。すぎやまこういち先生が手がけた最後の音楽が12になるので、続編が出たらこの時計を完成させる予定です」
作業の合間や終了後には、自然とドラクエの話題で会話が弾みました。特に「ドラゴンクエストV」の結婚イベントについては、熱く語り合ったといいます。
「私はビアンカ派なのですが、たまたまその業者の方も同じビアンカ派でした。『ゲームのパッケージやソフトのラベルにもビアンカが描かれていたから、公式の標準だと思って迷わず一択だった』とおっしゃっていて。それを聞いて、当時自分がなぜビアンカを選んだのか、理由が分かった気がしてうれしかったですね」
投稿主さんにとって、ドラゴンクエストは家族の「絆」のような存在だといいます。初期の作品は自身の父親から譲り受け、最新の『XI』は長男が初めて自力でクリアしたゲーム。「世代を超えて、深いつながりを持たせてくれた作品です」と語ります。
今回は「業者さんが来て緊張したけれど、楽しい時間になった」という気軽な気持ちでの投稿でしたが、以前の時計の投稿に続き、再び大きな反響となりました。
「まさか同じ時計をきっかけに、またこれほど多くの人に見てもらえるとは思わず、驚いています」
























