「福利厚生が充実した会社で働きたい」と希望する方は今も昔も少なくありませんが、具体的にどのような福利厚生があるか、会社ごとに調べたりすることは案外少ないのではないでしょうか。
むしろ「今勤めている会社の福利厚生メニューも詳しくチェックしたことはない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、使わないのはもったいない!最近の物価高の影響を少しでも小さくするための「支出削減系福利厚生」を充実させることで社員をサポートする企業が増えています。
今回は、そんな支出削減系福利厚生を活用している方のお話を集めてきました。
■予防接種無料、マッサージ割引…健康守る支出が抑えられてうれしい
Aさん(関東在住、50代、会社員)がお勤めの会社では、従業員の健康を守ることに力を入れています。
インフルエンザをはじめ、帯状疱疹などの予防接種は社員分が無料になるだけでなく、家族分にも補助が出て支出を大幅に削減できるため、毎年必ずインフルエンザの予防接種をするようになり、流行期を乗り切っているそうです。
予防接種だけでなく、整体やマッサージの割引プランやフィットネスジムの無料利用券、24時間使えるオンライン診療の基本料金など選択肢が豊富なのだとか。
「今はまだ大したことないけど、年齢的にもちょっと気になるし、これくらいの金額なら使ってみようと思えるのがいいですね。使わないと福利厚生のポイントは毎年消えてしまうので、今年はどこをメンテナンスしようかな、なんて家族であれこれ選んでます」
確かに健康を損なうと後から何倍も費用が掛かるもの。いい節約になりそうです!
■ドラッグストアやコンビニが割引になるクーポン、地味に助かる
Bさん(関東在住、40代、パート)の夫が勤める会社では、いわゆる「カフェテリアプラン」と呼ばれる福利厚生サービスを導入しています。毎年一定のポイントが付与され、その中で自由にメニューを使えるものです。
Bさんはその外部の福利厚生サービスを使い倒しています。
「ドラッグストアとかコンビニ、あと通販サイトのポイントとかが割引で買えます。たまにキャンペーン期間があって、この前はコミックサイトのポイントが30%割引でした。普段使っているお店が出てないか、検索してみる癖がつきましたね。ちりも積もれば…で、結構節約できてます!」
■集中したい仕事の時にお願いしているベビーシッターと家事サポート
Aさん(関東在住、30代、会社員)は年に数回、会社の福利厚生サービスのベビーシッターと家事サポートを利用しています。
通常申込をすると数千円~数万円かかるものが、1回1000円で利用できるのだとか。
「正直福利厚生で補助がなければ、ベビーシッターを頼んでないと思います。でも、一度使ってみると本当に助かるんですよね…。このサービスがあるから、仕事辞めなくても子育てしていけるかなって思えます」
利用してもらうことで、会社にもメリットがある福利厚生ですね!
■実際に福利厚生を十分に活用できていると感じる人は わずか16.1%
福利厚生サービスを運営する株式会社ベネフィット・ワンの「ビジネスパーソンの福利厚生に関する意識・実態調査」によると、福利厚生制度を活用できている人が月間に得ている節約効果は、なんと月額5,513円(年間換算約66,000円)。
しかし「十分に活用できている」と実感している人はわずか16.1%と、まだまだ少数派のようです。会社の福利厚生、この機会にしっかり見直してみませんか?
【参考】
▽株式会社ベネフィット・ワン-に「ビジネスパーソンの福利厚生に関する意識・実態調査」
◆沼田 絵美(ぬまた・えみ)人材業界や大学キャリアセンター相談業務などに20年以上携わる国家資格キャリアコンサルタント。























